ブラッディーエンペラー

(正式名称「ブラッディーケンタウロス」)


製作者:立岡ゆうてん氏





■ 機体の設定・解説

全長:66.6m
全高:29.7m
重量:1000.0t
最高速度:350km/h
装備/ロングレンジアトミックキャノン×8
16連ミサイルポッド×3
荷電粒子キラーバイトファング×1
荷電粒子デストロイクロー×2
荷電粒子ストライククロー×4
過重力テイル×1
大口径荷電粒子砲×1
連装大口径電磁砲×4
4連衝撃砲×4
8連装ミサイルポッド×2
ビームガドリングガン×2
AZ20mmビームガン×1
連装ビームガン×2
対地レーザー機銃×2
高出力マニューバスラスター×4
バランススラスター×2
イオンブースター×2
他、装甲にはエネルギー吸収金属、対重力砲のためにグラビティーシールドを装備。
機体説明/
元は、「究極にして無敵のゾイド」を目指し、ネオゼネバスがデスザウラーとマッド
サンダーという2体の最強ゾイドを合体、改造させたゾイドだった。
重力制御装置を使った「グラビティーシールド」は
暗黒大陸の重力砲を無効化するだけでなく、ゾイド自体にかかる重力をもコントロー
ルできるため、
その巨体に似合わない移動速度を実現できる。
エネルギー吸収金属を装甲に使っているため
いかなるエネルギーをも吸収し、自分に取り込むことができる。
マッドサンダーに荷電粒子砲を跳ね返されても
跳ね返った荷電粒子エネルギーを自分のエネルギーに変換することができる。
吸収したそのエネルギーをさらに圧縮して放った場合、より強力な荷電粒子砲を放つことが可能と
推測される。
つまり、反荷電流子シールドを使えば使うだけ状況が悪化するわけである。

テスト出撃の際、搭乗していたパイロットがこのゾイドのあまりの強さに暴走し、帝国に牙を向け
たことから、
皇帝以外は乗せてはいけない、という意味での皇帝専用機として
「ブラッディーエンペラー」の名前がつけられた。
ちなみにテスト出撃の際に搭乗していたパイロットは、あらかじめ取り付けられてい
た爆弾で殺害されているが、死ぬ前にこんな言葉を残している。
「このゾイドに操縦技術は要らない。経験も必要無い。歩くだけで全てを破壊でき、
叫ぶだけで全てを抹殺することできる」








■ 工作・塗装等

初めに言いますが、最低限必要なものは4つ。
財力と度胸と時の運と根性です。

上半身のデスザウラー(今回はブラッディーデスザウラーを使用)は
腕パーツを4つ(二体分)と、尻尾と本体を取り付けるパーツ1つをいじります。
上腕2つを上下逆にするような形で取り付けます。
この際、逆になったパーツの引っかかりそうな部分を切り取ります。
腕のジョイントパーツの四角い部分(キャップを取り付ける穴の後ろ)を切り取ります。
前腕は、1組は武器などのユニットをつけるハードポイントの部分を切り取って
実際に取り付けるほうの腕の、さっきまで肘の部分だった場所に接着剤などでくっつけます。
前腕を上下逆にして左腕パーツを右腕に取り付けます。(右腕も同様です)
尻尾と本体を取り付けるパーツは
スイッチ下部の穴にはまる部分を横から見て▲になるように切り取ります。
これは後で使うので大事に補完。
名前をパーツAとします。
尻尾は取り外しますが、タイヤっぽいのを取り付けている部分(一番根元の部分)を取り外し
丁度上から見たら”⊂===----”みたいな形にします。
脚4つ(二体分)はバラバラにして、膝から下の部分だけ組み立てます。
腿の部分はロングレンジキャノンを取り付けるジョイントに使います。
2つは写真の形になるように取り付けてください。(コードっぽいのが上にきて、尻尾動かし用の長い凸部分が外側にくるように)
最後に、発光パーツのコードを電池ボックス側の根元から切断します。
これで上半身の準備はOKです。

下半身のマッドサンダーは反荷電粒子シールドな襟の部分を取り付けるための凸を残し
頭全部切り取ります。
どんな方法でもけっこうですが
どこでもいいので左右対称になるようにでっぱりを残しておいてください。
三角っぽくなってる部分がベストです。
ここで取れたコックピットの座席の部分とアゴは残して置いてください。
尻尾はスイッチのある部分をのこして全部切り取ります。
ジョイント部分はそのままでビームキャノン砲身を取り外します。

合体
脚は足の部分を取り外し、そこの凸部分をデスザウラーの膝から下の部分の穴に通してキャップ。
楕円の部分は何も通さず、飾り程度のもので終わります。
このままだと脚がとんでもなく華奢なのでスプリングやプラ板などで補ってください。
デスザウラーの尻尾を先ほど切り取ったマッドサンダーの尻尾のあった部分にほぼ強引に
パテなどでくっつけます。
この際、倒さずに、尻尾の先端が地面に着くかつかないかの角度を保ちつつ
尻尾は真っ直ぐになるように固定します。
ガッシリ固定される前に、ゴジュラスの重り付き尻尾の先端部分を
いい具合にスペースがあいているはずの
部分にはめ込みます。
固定されたら上半身の取り付けです。
首付近にあるネジ部分の前方に
先ほど切り取ったパーツAを接着剤などで取り付けます。
この作品はこのパーツAだけで上半身と下半身を接続しているため
強力すぎる接着剤を使うことをすすめます。
ジョイントパーツ(凹←こんな感じのとか)を外してデスザウラーの尻尾のあった穴をパーツAに通し
あいている穴にコードぽい部分(尻尾の根元部分)を差込み
隙間部分に上半身がちょっとだけ前傾姿勢になるまで
何かしらのパーツを詰め込み、パテなどで固定してください。
そしたら、尻尾の根元の上部分(ブラデスなら赤、デスなら黒の装甲パーツ)を被せます。
これも接着剤やパテなどで固定。
その後は、デスザウラーの腿の部分を改造したパーツの楕円の穴を
ビームキャノン砲身のあった部分の凸に通します。
あとはロングレンジキャノンを写真を参照に取り付けてください。
最後に、ゴジュラスのバックパックから伸びたコードを
デスザウラーの発光パーツにつなぎ絶縁します。
一応、発光テストをするとOKです。
で、マッドサンダーのスイッチにエポキシパテなどを練りこんで
その上にゴジュラスのバックパックを被せます。

以上で素体は完成です。
あとはご自由に・・・。



【製作後記】

とにかく「迫力重視のでかいゾイド」を作ってみたく思い、大型ゾイド2種を
強引に合体させてみました。
具体的にはアイアンコングのおよそ2倍の高さと奥行きです。
おかげでとんでもなく重いです。ゾイドの重さじゃありません。
強引な改造のせいで電動ギミックが失われ、それとともに目が発光しなくなってし
まったので、ゴジュラスの背部ユニットを取り付けてムリヤリ発光できるようにしま
した。
製作当初はロングレンジバスターキャノン(設定ではロングレンジアトミックキャノ
ン)の代わりにウィングを着けようと思っていましたがもっと迫力のあるものにしよ
うと思い、キャノン砲にしました。
そのおかげでマリナーを4つほど購入するハメに。
なお、脚と尻尾の後方部分につけている各スラスターパーツは
ExSガンダム2つとガンダムGP02から流用しています。
この三つはパーツだけ抜いて、作らずに廃棄処分しました。










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