RZ-046R シャドーフォックス
”RED SHADOW”


製作者:◆7uLl/Zoids




■ 機体の設定・解説

シャドーフォックスの軽装版。
マルチウエポンラックには中〜大型用に開発されたビームと実弾を併用できるガトリング砲を装備、データ収集に従事していた。
首都陥落後は中央大陸各地で諜報・破壊・工作などを行っている。

#映画「RED SHADOW」のくの一・飛鳥(麻生久美子)のようなパイロットが乗っているものと勝手に設定。







■ 工作・塗装等

 影と言ったら赤ですが何か?
 狐と言ったら赤ですが何か?

それはフォックスが発売されてしばらくした頃のお話。
フォックスはコマンドウルフの後継機にふさわしいと思える機体だけど、如何せん外装がゴチャゴチャしていてカコよさが打ち消されてしまっているような感じが。
この野暮ったさをなんとかしたいなー。せっかく細かくモールドが入っているのに隠れてしまっててもったいないなー。ならば取っ払ってしまおう。全部取ってしまうと寂しいから半分残そう。これでスッキリしたぞわーい。

そんな折、ホビージャパン誌上でふと目にした「ライトサリー」…。
あえなくお蔵入りとなっていましたが、この度ようやく日の目を見る機会を得た次第。


主な改造箇所は…
ハードポイントの類はウエポンラック以外すべて撤去、中途半端な梨地もヤスリで削ってなかった事に。ついでに段差の酷い箇所も削って揃えてます。
脚部装甲を半分に切断してダイエット、はめ込み穴は市販のマイナスモールドで埋め。脚部と尾部のメッシュ風モールド部分を抜いて軽量化(メッシュを貼る予定でした)。
ウエポンラックのシリンダー?は元のキットは伸縮しないのがなんだかなーといった感じだったので、プラ棒とプラパイプで新造。胴体との接続部分もガソプラのポリキャップで作ってます。通常の1.5倍ほどの高さまで伸縮自在。
コックピットハッチ先端は塗装を落としたら凹(タボ穴?ヒケ?何だっけ?)が目立ったので穴開けてマイナスモールドを。
キャノピーは裏にホイールシール(なんかのプラモのシールの余白)を貼ってます。

で一際目立つ背中のエモノ。
材料はパイルバンカーとアサルトガトリングとプラ棒。
切ったり削ったりして合体させてます。ちなみにパイルバンカーの槍をそのまま軸としているため、動力さえ得られれば回転させることも可能です。個人的な嗜好で機能性を無視して長めにしてあります。長エモノ(・∀・)イイ!

<塗装>
Mr.サーフェイサー1200・グレータイプ(GSIクレオス)で下地処理。
 ○赤色……グリーンマックス鉄道カラー26・近鉄マルーン
 ○鉄色……タミヤカラーX10・ガンメタル
 ○銀色……タミヤカラーAS12・シルバーメタル
キャップは適当な赤で強引に塗装。部分的に塗り分け、気分的にタミヤのエナメルカラー黒+白(適当)でスミ入れしてGSIクレオスのトップコート(つや消し)を吹いて仕上げ。



【製作後記】

かなり昔に作ったものを引っ張り出してきての発表となりました。当時作ったものは不満の残る赤だったので塗装を落としたり塗ったり落としたりしているうちにプラが溶けて逝ってしまわれました。これは逝ってしまわれたもののリテイク版。しかし、その甲斐あってか妥協できる赤に落ち着いてくれました。残されたのは家庭塗料から自動車塗料に至る様々な赤スプレー。

折りしも消費者泣かせの限定版で赤い狐が出るとか。誰しも思いつくことは似たようなもんだということですかねぇ。

猫型の黄ばみ具合が気になる今日この頃。











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