ヘリック共和国戦闘機械獣
RCDZ-002 M112A4 サイクロプスIV装甲戦闘車
製作者:共和国整備兵氏 |
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■ 機体の設定・解説 |
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M112サイクロプスI突撃戦闘車のフレームをベースに、対ゾイド突撃衝角(TYPE-1 AZアサルトラム)を250mm榴弾砲に換装、さらに歩兵1個分隊がその全装備と共に乗車可能な兵員輸送用スペースを車体後部に備えた歩兵随伴戦闘車(※1)タイプ。
車体後部上面にIVIS(車両間情報通信システム(※2))と分隊管制用の通信システムを含む、複合通信ユニットを搭載する。IVISに自動照準型全方位レーザー通信装置が含まれるため、ユニット外装は共和国共通キャノピーと同じ光透過性金属を使用したクリアオレンジの外見になっている。
M112A4サイクロプスIVは、西方大陸において市街地や集落、遺跡などの制圧作戦に投入され、機械化歩兵師団における支援車両として効果的に運用されたと記録されている。
サイクロプスIV装甲戦闘車(RCDZ-002 M112A4)仕様
クラス3/CDコアベースゾイド(補機/ガスタービンエンジン)
エラスモテリウム型/歩兵随伴戦闘車両タイプ
乗員2名(操縦士兼車長1名、機関士1名)
兵員区画8名
主な武装
250mm榴弾砲×1
セミアクティブレーダーホーミングミサイル×2
汎用武器マウント
複合通信ユニット
液冷式2連装ガトリングプラットホーム(オプション)
※1)M112A4は歩兵戦車(Infantry Tank)と呼ばれる、歩兵の支援を目的として運用される車両である。歩兵戦車型ゾイドは常に歩兵と行動を共にするため、移動速度や機動性、そして対ゾイド攻撃力はまったく考慮されていない。その代わり強固な前面装甲を活用して歩兵の盾となりその前進及び敵防衛線突破を助け、移動式塹壕、野戦基地の役割を果たすのである。M112A4の1個小隊(4両)で、歩兵1個小隊を運用可能(M112A4サイクロプスIV 1両、デザートローバー(バトルローバー砂漠仕様機) 2機、歩兵 8人 以上を1個分隊とし、これを4個分隊で1個小隊とする)。
※2)車両間情報通信システムは、自車及び味方の位置や状況、自車が捕捉している敵の位置等をリアルタイムに各車間で相互通信し共有、戦場状況を常に正確に把握するための装備。これにより、分隊、小隊単位を超えた戦場レベルでの有機的作戦行動が可能となり、また混戦状態における味方への誤射も未然に防ぐことが期待されている。
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■ 工作・塗装等 |
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サイクロプス自体のシルエットを維持したままミリタリー風アレンジを加えたものを目指して改造。各部ディティールの整理・追加と缶スプレーによる単色塗装、エナメル塗料・コピックモデラーによるウェザリングが主な作業です。ライトサンドで砂漠戦仕様。識別用に白のライン。共和国ゾイドの記号として赤外線受信部をクリアーオレンジで塗装。分解・メンテの為、合わせ目などはそのままにしてあります。
【製作後記】
ゾイドはゾイドと戦うのが当たり前の昨今、歩兵やコマンドゾイドを支援するような渋いゾイドを作りたくてサイクロプスをリフィット。出来上がってみると単色塗装もあり、さすがに地味だったので背部に派手目の武装を載せてみました・・・が、やっぱり無いほうが渋くていいなぁと思ってしまう整備兵なのでした。
ゾイド格納庫展示ルーム(改良があった場合は更新されます)
http://www.zoids-fan.net/zoids/custum/index.php?r_id=1085408913
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