RZ−064−GGA−
ゴジュラスギガ「カンウ」ギガスアーマード


製作者:鉄獣28号氏




■ 機体の設定・解説

 大戦時代、マオ=スタンティレル中尉の愛機として暴れ回り、そのメタリックグリーンのカラーリング
から"緑の悪魔"と帝国兵士から恐れられたゴジュラスギガ。「カンウ」と言うのはマオが付けた愛称で
あり、名前の由来は昔の地球の豪傑から取られている。カンウは戦後、行方不明となるが100年の時を
経た今、古ぼけた研究所跡にてコールドスリープされ、100年前と代わらぬ状態で発見される。なぜそう
なっていたかの原因は不明だが、以後、マオの曾孫に当たるマリン=バイスをパイロットと認め、彼女に
よって運用される事となり、ゾイドバトルや犯罪者を相手にした賞金稼ぎ業で今も戦っている。
 今紹介されている形態は、セイスモサウルスを多数擁する犯罪組織との戦いに直面した際、そのゼネバス砲の猛攻に対抗する為に急ごしらえで用意された武装強化形態である。写真を見れば分かるとおり、各部に
取り付けられた凱龍輝の物をそのまま流用したアーマーが取り付けられ、その集光パネルによってビーム
兵器を吸収し、吸収したエネルギーをバスターキャノンから撃ち出すだけで無く、レーザークロー等と同じ
要領でエネルギーを爪などに集中させることで格闘攻撃力を高める事も可能。無論、アーマーは飛燕・月甲
に分離することも可能であり、個別に敵を攻撃する事が出来る。また、飛燕のマグネッサーウィングは一つに連結した上で手に持ち、ブーメランとして投げて攻撃することも出来る。
 また、合体状態を「ディフェンスモード」、分離状態を「アタックモード」と呼び、ディフェンスモード
はその装備された集光パネルとハイパーEシールドの二重の防御により、ビーム兵器に対してはほぼ無敵に
近い防御力を持つ。また、両腕には大型の盾が装備され、物理攻撃に対する防御力も高められている。その
盾は攻撃にも転用可能であり、左腕の盾はアームハンマー、右腕の盾はツインブレードにもなる。機動性が落ちる事が欠点だが、マグネッサーウィングやブースターによってある程度カバーされている。アタック
モードでは飛燕・月甲と分離し、身軽になった上での高機動力に物を言わせ、野生の力強さとパイロットの持つ巧みな格闘テクニックの両方を併せ持った格闘竜王となる。
 背中にはディメトロプテラのマグネッサー3Dレーダーが装備されているが、無論空を飛ぶ為ではなく、
索敵やジャミングなどを意識した為の装備である。特にジャミングにより敵機による一方的な遠距離砲撃を
防いだり、レーダーや通信網の攪乱、ミサイルなどの誘導兵器の無効化など、地味ながらも割と役立って
いる。また、空を飛ぶことは出来なくとも、姿勢制御や跳躍力の向上などにもやや役立っている。
 バスターキャノン側面に装備されている物は追加ジェネレーターであり、バスターキャノンの射出速度を高める効果を持つ。
 余談だが、カンウにはブロックスとのリンクが可能な様な改造が施され、背中には飛燕・月甲の物を
除いて4つのコアブロックが装備されている。それらがカンウ自身のゾイドコアと共振する事によって、
フェニックスシステムばりに出力が増幅されるという、通称「ギガスパワーシステム」が装備されている
のだが、強大な出力を持つカンウのコアを共振させるには、コアブロック側に膨大な出力を要し、
ごく短時間しか使用できない。とはいえ、一度使用してしまえば通常の数倍近い戦闘力を持つに到る。









■ 工作・塗装等

 特にこれと言った改造はしていませんが、ギガのゴムキャップが肉厚なのを利用して、ドリルで穴を
開けた後、その開けた穴にブロックスパーツをはめ込んだりとしています。凱龍輝の飛燕・月甲にも何の
改造もされていません。ただそのまま取り付けたという形です。
 塗装については、緑の部分をガン○ムマーカーのメタリックグリーン。赤い線はキット付属のシールでは
なく、同じくガン○ムマーカーのメタリックレッド。かすかに見える銀色はタミヤマーカーのシルバーを使用しています。


【製作後記】

設定紹介文がクソ長くて済みません。それにしても我ながらゾイド板のギガスレ住人の神経を逆なで
してる?様な設定ですね。フェニックスシステムにせよ何にせよあちらの評判は良くありませんし。
硬派を求める人にとっては痛いと思える様な物かもしれません。あと、スミ入れや塗装は本当に雑ですね。
済みません。まあ元々こう言うのに出す事前提で作ってたワケではなく、たまたま何となく凱龍輝の
アーマーなどを付けていたら結構自分的に良い物が出来たので送ってみましたという感じです。

一応ゾイド板の「自分でバトルストーリーを書いてみよう」のスレッドにて、「悪魔の遺伝子」というタイトルでこのゾイドが登場するバトストを書いています。と言ってもこの形態が登場するのはまだ後になると思いますが…。










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