RZ−064−GGA−2
ゴジュラスギガ「カンウ」ギガスアーマード後期型


製作者:鉄獣28号氏


■ 機体の設定・解説


 カンウのギガスアーマードの無駄な部分を省き、シンプルにまとめ直した上で、無駄の無い様な再強化を施した形態。キャノピーを集光パネル式に交換する事で、対ビーム防御力を高め、さらに集光パネルは通常キャノピーに使用される素材よりも強固である事から、これは物理的な防御力の強化にも繋がっている。両脚部にも集光パネルを搭載している。
 この形態で特に特筆すべき場所は背中に装備されたMBユニットだろう。MBユニットとはマグネイズバスターユニットの略称で、カンウのパイロットであるマリン=バイスの親戚であり、科学者でもある人物からもらい受けた装備である。MBユニットは、その名称や外見から分かる通り、マグネーザーとビームバスターキャノンの両方の特性を兼ね備え、一見バスターキャノンに手を加えただけの代物に見えるが、その内部構造や素材強度などは全くの別物であり、マグネーザーとしては敵ゾイドの重装甲はおろか固い岩盤すらもやすやすと打ち砕き、ビームキャノンとしてはハンデンシティービーム(いわゆる高密度ビーム)を放射する事で荷電粒子砲に次ぐ威力を持っている。無論集光パネルから吸収したエネルギーを撃ち出す事も可能。
 凱龍輝から流用した追加装甲や飛燕の翼にはカンウと同じメタリックグリーンに塗り替えられているが、同時に"古代チタニウムパウダーコーティング"、すなわち粉末状の古代チタニウムを装甲表面にコーティングする事で若干の装甲強化も行われている。
 こうしてシンプルに、そして高い機動性を損なう事無く、各能力を再強化されたカンウはまさしくゴジュラスギガ最強形態と言っても過言では無いかもしれないが、それでも苦戦は必至であるほどZAC2230年の時代は甘くなかったり…する?




■ 工作・塗装等

 前回出したギガがベースとなっていますが今回は割とシンプルにまとめました。前回出した分の特長であった凱龍輝のパーツは幾分か外し、その変わりにバスターキャノンを加工して作ったマグネイズキャノン(設定ではMBユニット)を装備させました。マグネイズキャノンはギガ改造の定番的な物(?)だと思っていたのですが、他サイトの改造ゾイドなどを見ても、意外とやって無いと言う事で、自分で作りました。マグネイズキャノンは砲身を短くしたバスターキャノンの砲身にプラ角材をパテで接着すると言う簡単な作りになっています。腕に装着させる際はギガの手首と肘のゴムキャップ(穴明け済み)にはめ込むと言う形を取っているので、マグネイズキャノンの方にもそれに合わせたハードポイントを増設させてあります。
 次に辛うじて残った凱龍輝のパーツはギガ本体と同じメタリックグリーンに塗り、腕に装備させている凱龍輝の尾部装甲はパテで腕に完全に固定させました。
 キャノピーはそのまんまクリアオレンジに塗る事で集光パネルに見立てています。両脚部に装備させている、これまた集光パネルに見立てたパーツはブロックスカスタマイズパーツ(って名前だっけ?とにかくクリアパーツのアレです。)のカノンダイバーの腹部装甲を使用しています。



【製作後記】

 マグネイズキャノンは簡単と書きましたが、意外と苦労したりします。作りは結構雑なんですが、それは無礼講という事で…

あと、前にも書きましたが、やはりこれはゾイド板の「自分でバトルストーリーを書いてみよう」のスレにて自分が書いている「悪魔の遺伝子」なるタイトルのマイバトストに登場します。ここで紹介した形態の登場はまだ先の予定ですが…。








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