ボーイング/ヘリック
RZ-747-400 ANAMANDAR


製作者:パトライジャー ◆EHI09Nw2氏





■ 機体の設定・解説

熊本県阿蘇山で捕獲された2頭の巨大な翼竜型機械獣は
航空会社2社にそれぞれ託され、旅客運送用として運用されることが決定された。
本機は改造を受けた2頭のサラマンダーのうち、ANAが保有する機体である。

巡航速度は毎時910km。
就航にあたって両翼には特注のジェットエンジンが4基取り付けられたが、
実際の飛行に関しては、この機械獣が生まれながらにして備える未知の器官によって行われているらしい。

客室に割けるスペースが両脚内部にしか存在しなかった為に、
ANAで運用される本機は頭頂高71.25mもの巨体にも関わらず乗客はわずか48名しか搭乗できないが、
ゾイドの平和利用をデモンストレーションするという役割を担って今日も惑星地球の空を飛びまわる。








■ 工作・塗装等

サラマンダーの旅客機仕様です。
童友社のプラモデルより、尾翼やデカールなどを流用。
そのキットと同じ1/300スケールということにしました。
エンジンはWAVEのU・バーニアLを2セット使い、組み合わせて製作。
旧ゾイド時代では定番となっていた、翼の穴にプラ板を貼る工作も行いました。
(旧バトストでは一回り大きいプラ板を片面から貼りつけていたのですが、せっかくなので穴の形状に合わせることに)
他にはアンテナの交換、デカールを貼るために耳パーツオモテ面をエポキシパテで埋めたりしたくらいです。

塗装はすべて缶スプレーにて。
タミヤカラーTS-26ピュアーホワイト
タミヤカラーTS-23ライトブルー
Mr.カラーNo.80コバルトブルー
Mr.スーパークリアー半光沢
の順番で吹きましたが、ピュアーホワイトの塗膜の上から青系の色を吹くと
どうにも塗料が弾かれてしまって、なかなか定着せずに苦労しました。



【製作後記】

今回は、大型ゾイドの全塗装は手間がかかる!という事を改めて実感しました。
マスキングが大きな問題ですね。
旧共和国ゾイドを缶スプレーで3色に塗り分けるという無謀な挑戦を行ったのですが
安物のマスキングテープを使ったために相当量がはみだしてしまい、リタッチが大変でした。
ここはやはりマスキングゾルを使うべきだったようです。
それに駆動部の塗膜が厚くなってしまうと歩行に影響しますし、
気を抜くと、組み上げた際に意外なパーツの裏が丸見えになっていますし。

あと今更遅いですが、コクピットはパテで完全に埋めてしまい
ジャンボジェットの先端部のラインを再現した方が良かったかもしれないなぁと考えていたり。

【関連ページ】
http://www.icnet.ne.jp/~aodfheep/airport.htm
に載せると思います。











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