SVAROZIC (スヴァロジック)
製作者:のりおもと氏 |
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■ 機体の設定・解説 |
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【ヒューマノイド・チェンジマイズ】
今、この瞬間も銀河に拡大を続ける帝国主義的人類宇宙文明『地球帝国』。その末端機関である「彼ら」は「常に先行者たれ」のスローガンの下、常に文明と歴史の最先端を行き、その未来を先駆せんとしてきた。そして、彼らが惑星Ziに辿り着き、機械生体ゾイドと出会った時、生命存在の新たなるパラダイムは開け始めたのである。即ち、次世代機械人類H・C(ヒューマノイド・チェンジマイズ)の誕生であった。
H・Cから成る地球帝国軍と惑星Zi連合軍の戦いは続いていた。H・C達はこの戦いを夢かゲーム、一種の仮想現実として楽しんでいた。彼らはゾイド達を醜悪なモンスターとして認識する一方、その搭乗者であるゾイド人の存在を知覚できないよう、知性と感覚器官にリミッターが施されていたのである。
しかし、連合軍の足並みが揃い始め、ゾイド達の猛反撃が始まった時、エキサイティングな夢は悪夢へと様変わりを始めた。個々は圧倒的な性能差をゾイドに対して誇るH・Cであるが、連合軍の二大部族間戦争時代から培われてきた戦争経験の前に、戦術的な敗退を重ねるようになってきたのである。
高度な知性に基づいて、巧みに戦術を使う不気味な怪物達。次々と倒れてゆく仲間達。H・C達は悪夢からの覚醒を望み、戦意を喪失していった。
だが、それは真なる戦いの始まりの兆候であった。
リミッターを解除されたH・C。世界の真の姿を知り、それでもなお戦いを望んだ戦士達。人類であることよりも戦闘兵器であることを望んだ狂人達。『S・H・C』(サヴァイヴァー・ヒューマノイド・チェンジマイズ)の誕生である。
【機体解説】
少数精鋭であることを強いられることとなったH・C兵器には、自ずと多機能性が求められることとなった。S・H・Cスヴァロジックは電子戦兵器と決戦兵器としての二個性を持っている。背面のウィングは飛行のためではなく、超強力な撹乱電磁場を展開するためのものである。(低空短距離の滑空ぐらいはできる)その暴力的なジャミング・フィールドは周囲の空間を巨大な電子レンジへと変え、電気で作動する全ての機械装置を狂わせ、破壊し、無防備な有機生物は致命的な放射線被曝を受けるであろう。そのエネルギーはスヴァロジック周辺の空気や塵などを燃焼、電離させ、機体は常に炎かオーラのような輝きを纏うこととなる。
ジャミング・フィールドの影響を受けないゴジュラス・ギガはスヴァロジックの天敵であり、幾度も戦場で相見え渡り合ったそのパイロットは彼の宿敵・好敵手である。触れる物質を電離気化させ分断する『火神双剣(アグニ・カグツチ)』と、その技の冴えはいつしか宿命の対決に決着を付けるのであろうか。
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■ 工作・塗装等 |
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【製作雑記】
◎使用BLOXその他
ダブルアームリザード
マトリクスドラゴン
レオブレイズ
ウネンラギア
ナイトワイズ
シェルカーン
フライシザーズ
デモンズヘッド
バスターイーグル×2
カプセルBLOX 植物
バーサーク・ヒューラーのマグネクロー
CP−26 全方位ミサイルユニットのナイトビジョンゴーグル
大型ゾイドのポリキャップ
◎ 2つあるイーグルの片方は赤く塗って使っています。
◎ 脚部は踵や足裏にゴムパーツが仕込んであり、それが床面にグリップすることで、全高26pの本体を安定して自立させることができます。が、強度的な問題から残念ながら脚部は半固定です。
◎ フェイス部のゴーグルは両面テープで固定するという貧乏モデリングです。
◎ 要所要所露出している軸には、バーサークヒューラーなどから徴発したポリキャップを被せて、少しでもデザイン性を高めています。
◎ 一部のパーツの軸を瞬着で太らせて保持力を上げたぐらいで、基本的には無改造です。
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