第三世代型実験機
“カオティック・ジェノスキューター”


製作者:瀏衰勢氏





■ 機体の設定・解説

ブエクスガイヤードを駆るエリナの前に現れた三体のBLOX
それは帝国の極秘プロジェクトによって開発されたBLOX実験機だった。
それぞれが陸海空に特化した三体の連携攻撃は熾烈を極めたが
エリナはトランスマイズを駆使して応戦していた。
連携のバランスを崩し優勢に見えた最中、三体のBLOXは一つの人型へと合体したのだった……

カオティック・ジェノスキューター
エクスガイヤードを上回る体躯を持つ人型BLOX。
ブラッディミスト、ブレイクハント、カンブリアンダストの三体のBLOXが
トランスドッキングして完成する。実験機であり構成パーツは殆どが既存の
BLOXからの流用である為に色々と問題を抱え、現段階でこの状態を維持できるのは
1時間が限度である。
しかしながらその戦闘力は絶対で、エンドオブダークネスの一撃はデスザウラーの
荷電粒子砲の出力を上回ると言われている。

ブラッディミスト
カオティック・ジェノスキューターの上半身を構成する翼竜型BLOX。
射撃武器は殆ど無く空戦格闘能力に特化した機体。
操縦には特異なパイロットを必要とし、それに関する人体実験も行われていると言う。
カンブリアンダストの胴体が武装変形したフェニックス・テールと合体すると攻撃力は
さらに増加し、炎を纏った強烈な体当たりを繰り出せるようになる。

ブレイクハント
シェルカーンのコンセプトを突き詰めた陸戦型BLOX。
カオティック・ジェノスキューターの下半身を構成する。
より発達した前腕は脅威的な腕力と俊敏性をこの機体に与えている。
頭頂部の角は打突武器以外にジャミングシステムとしても機能し周辺敵機の
火気管制や操縦システムを混乱させる。
また、カンブリアンダストの推進器が変形したクラッシュ・ブレイカーをオプションとして装備可能である。
この機体のパイロットも人体実験の被害者であり制御が目的で生体パーツとして搭乗……
いや、搭載させられている。

カンブリアンダスト
三体の中で唯一無人の海洋生物型BLOX。
側頭部から飛び出た球状のメインカメラと頭部前面の円形の口が特徴である。
水中戦闘が基本だが飛行も可能、カオティック・ジェノスキューターの両腕と武装を構成する。
その武装は近接戦闘用の斬機爪”ジャンクメーカー”と遠距離戦闘用の
正反対消滅荷電粒子収束弓銃”エンドオブダークネス”の二形態を持つ。
また他の2機の追加武装としても機能する。









■ 工作・塗装等

使用BLOX
シェルカーン×1
フライシザース×1
デモンズヘッド×2
デュプロガンズ×2
ロードゲイル×2
レオブレイズ×1
ウネンラギア×1
バスターイーグル×1
ガチャブロジョイント

加工部品は二つ、ロードゲイル頭部の口腔内の丸穴に市販のモノアイパーツを貼り
胸部中央に位置するガチャブロのゴムジョイントの凸部が短いので
その片方に真鍮線を通し5mmプラ棒で延長し後ろに位置するブロックと連結可能にしました。
無くてもどうにかなりますが、あると安定度は段違いです。
パーツ加工は極力したくないので延長部分はゴムに挿してるだけですぐ外せます。


【製作後記】

エクスガイヤードのライバルが欲しくなり作った奴です。
結果、エクスガイヤードよりカッコ良くなってしまいどうしたものかと……(笑)
製作のコンセプトとしては分離形態は普通のBLOXとしても見れる事、です
J2の11ジョイントを使用し肩が前後に動くのでなんちゃって腕組みが出来ます。
さらに素体状態なら思った以上の可動範囲を見せてくれます。
なんか今回もまた一つ目です。シルエット的にはちょっと在り来たりになっていますので少しでも
顔の差別化を狙ったんですけど離れて見たらわかりゃしませんね。
前回、今回と欠点を挙げるとしたらギミックが多くて全てを伝えきれないのと
伝えようとするあまり全身像が小さくなってしまったことでしょうか……見えにくくてすいません。










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